鹿児島中央駅・
新幹線800系電車(2011-05)



鹿児島県 鹿児島市にある九州新幹線の終着駅です。
鹿児島駅はありますが市街地の北寄りにある為、
西鹿児島駅時代より優等列車やほとんどの列車の発着駅になっていて鹿児島県の中心的な駅でした。
現在は新幹線の停車駅、複数の路線が接続する駅、自動改札設置駅(JRグループ)の最南端になっています。

1913年に武駅として開業し、1927年に西鹿児島駅に改称され
2004年に現在の鹿児島中央駅に改称されました。
新幹線の開通に伴い再開発が行われ駅前が劇的に変わりました。

構造は1階が在来線ホームで、3階が新幹線ホームになっています。
在来線と新幹線は直角に交差しています。
2階はコンコースになっていて土産物屋などがあります。

新幹線の発着数は末端駅と言う事で多くありません。
ラッシュ時が3本、その他が2本になっており、新大阪行きと博多行きがおおよそ半分ずつですが、
朝は新下関行き(なぜ??)、夜は熊本行きと川内行き(車両センターへの回送)があります。


新幹線800系電車はJR九州初の新幹線車両で、日立製(台車は川重製)です。
JR東海と西日本から技術供与を受け700系をベースに製作されました。
車内のデザインはは「和」を前面に押し出していて、木製品が多く使われています。
木の温もりや明るい色を基調としている為、とても落ち着いた雰囲気になっています。




正面です。新幹線開業に合わせて黒色に塗り替えられました。
サイドに大きな商業施設と駐車場が出来ています。
屋上の柱は新幹線の電車線を引留めているものです。









在来線です。
主要発着駅名だけあって構内は広いです。



時刻表です。
乗客が増えれば増発されるのでしょうか。



800系です。



尾灯が連結器カバーに組み込まれている珍しい構造です。。



車両側面のロゴです。
全通前に使われていた「つばめ」と大きく書かれたロゴの方が個人的には好きです。






手すりが木であったり、落ち着いた色の通路です。
写りが悪いですが・・・



車両によって座席の色が違うそうです。



背もたれや肘掛けが全面木製です。






座席のクッションが薄いので足元がかなり広く感じられます。
薄くなってもクッション性は良好です。



日よけがすだれ状になっていました。



観光客を意識してかハングルと中国語が併記されています。


鹿児島県の鉄道写真へ戻る